ケツから入れる鎮痛剤
結論:
座薬(別名:直腸内投与)には、、
- 直腸内局部のみの問題を改善するための薬
例えば、痔の薬や、便秘の時に服用する下剤など
2. 全身に作用してくれる薬
例えば、痙攣を止める薬、痛みを和らげるための薬(モルヒネ)など
が存在する。
1については、なんとなくけつの穴から入れるわけだから、そりゃ効きそうだろうな。と思うだろうが、どうして全身に作用して欲しいのにわざわざ飲み薬(経口)以外のこの座薬のような投与方法が存在するのだろうか?
それは、、
自身で飲み込むことが出来ないような病態の患者がいるためである。
もちろん、飲む薬の方が楽なのだが、それでは投与できない人も存在する。
例えば、悪心、つまり吐き気があったり、消化管障害があり、飲み薬の吸収に問題があるような人は別の投与経路を考える必要がある。
そこで、別の薬の摂取方法として座薬が存在するのである。